寝具の選択肢にマットレスを検討する方は多いと思います。
しかし、マットレスは布団と違って収納しづらいし、折りたたみ式はへたりや寝心地が心配、、、という方も多いかと思います。
今回は三つ折りマットレスを検討している方へ実際に半年使ってみた感想をレビューしますので参考にして頂ければ幸いです。
また、現在使っている寝具(特にコイルマットレス、スプリングマットレス、脚付きマットレス)を引き取って欲しいという方にもおすすめの引き取りサービスを紹介しますので参考にして下さい。
いざマットレスを購入したはいいけど、今ある寝具が引き取ってもらえない!!というケースは意外とあるので購入前に必ず確認して下さい。
本記事では以下について解説します。
・マニフレックス(magniflex)とは?
・三つ折りマットレスの魅力と選び方
・”サステナブルウィング”を使ってみての感想
・引き取りサービスの使い方
・他製品のラインナップ
・他社の同価格帯製品との比較
三つ折りマットレス”サステナブルウィング”はこんな人におすすめです。
・高反発・硬めが好き
・天日干し、洗濯など衛生的に使いたい
・部屋のスペースを効率的に使いたい、場所を取らない寝具が欲しい
・三つ折りでも強度・寝心地を犠牲にしたくない
・今あるコイル入りマットレスを引き取って欲しい
マニフレックス(magniflex)とは?
イタリア発の老舗高級マットレスブランドで、HPには多くの有名人とタイアップした記事が載っています。
私は知らなかったのですが結構な有名メーカーのようです。
特徴①:素材と技術
高密度ウレタンフォームである「エリオセル」を使用しており、この素材は体圧分散に優れたサポート、耐久性と通気性が高く長時間使用しても快適な寝心地を保ってくれます。
ちょうど良い硬めに設計されており、不自然に沈み込むことがなく肩やお尻の部分だけは沈んでくれるので体への負担を分散してくれます。
特徴②:環境への取り組み&受け取りが簡単!
エコテックスⓇ認証を取得した素材を使用しており、製造過程での環境負荷を抑える取り組みをしています。
特にこの後に紹介する”サステナブルウィング”は圧縮梱包技術が使われており、配送時の環境負荷低減にも貢献しています。
実際に購入してみて、
マットレスとは思えないほど小さく丸まった形状で運ばれてきました。軽いので配達員さんから玄関で手渡しで受け取れました。
外包装は強度の高い素材で包まれていたため製品へのダメージも心配なく、丸めて捨てることが出来るので大きな段ボールを捨てる手間が省けました。
こういった取り組みをいち早く行えるのはさすがEU圏の会社という印象(Amazonもこんな感じにして欲しい、、、)
三つ折りマットレスの魅力と選び方
コンパクトで収納しやすい
その名の通り三つに折りたたむことができるため、使わない時にはコンパクトに収納することが出来きます。
万年床にしたくない時でも便利に使えます。
また、硬めに設計されているのでベッドとしてだけでなく折りたたんだ状態ではソファや座布団代わりに使えます。
(Youtubeでミニマリストがよくやっているイメージですね。)
自立させて乾燥可能
これが三つ折りマットレスの一番の魅力と感じます。
通常のマットレスでは不可能ですが、三つ折りマットレスなら屏風のように折り曲げることで自立します。
乾燥させたいなら立てるのが一番です。
また、天気の良い日は窓際まで運んでいって立てれば裏表両方を天日干しすることが出来ます。さらにタオルケットくらいなら一緒に干せます。(頑張れば枕も乗せられるのでたまにやってます)
衛生面が気になる方にはメンテナンス性が良いのでオススメの選択肢となります。
手入れが簡単
軽いのでマットレスカバーを外したり、マットの下を掃除するのが楽。
コイルマットレスだった時は持ち上げるだけで重労働だったのもあり、ぶっちゃけホコリが溜まっていました。
三つ折りにしてからは頻繁に掃除するようになったので、重量って大事だなと実感しています。
特に本品は中のカバーを外して中のスポンジ以外は全て洗濯することが出来ます。
”サステナブルウィング”半年使ってみての感想をレビュー
購入~開封まで
私は公式サイトから購入したのですが、注文から納品まで最短2日と異常に早かったです。
(他のECサイトだと最低でも4日以上。)
圧縮して筒状にして発送してくれるため、受け取りが簡単・ゴミも少なく処理が楽。玄関で受け取って小脇に抱えて部屋まで運ぶことが出来ました。
圧縮して送られてくるので開封後はしばらく放置して膨らむのを待つ必要があります。1時間くらいすれば完全に膨らみ終わりました。
モノによっては自発的には膨らまない箇所があり、その場合は足で踏んであげると膨らむと説明書に記載されていました。
私は古いコイルマットレスの引き取りサービスも利用したので、配達員さんも二人来てくれて古い方を運んでくれました。
どこで買うか迷う方は公式オンラインショップでよいと思います。ポイントも付くしいざという時の保証もしてくれそうなので。
【マニフレックスの正規通販】寝心地
高反発で横になった瞬間は硬い印象を受けるのですが、お尻や肩など出っ張っている部分は自然と沈んでくれるので体にフィットした寝心地です。(反り腰の自分にもgood)
3つ折りマットレスの弱点と言われる、折り目・境目が寝心地に影響しないか?ですが、特に感じません。
さすがに立って足で踏めば境目があることを感じますが、横になっている時には境目が気になることはないです。
厚さも10cmあるので十分な弾力で男性でもそうそうへたることはないかなと思います。
私はこれまでコイルマットレスを使っていましたが、本三つ折りマットレスでも強度や寝心地に関して不満を感じたことはありません。
三つ折りマットレスにしては3万円台と高い部類だと思っていましたが、さすがの安定性だと感じました。
”サステナブルウィング”は三つ折りマットレスの収納力と寝心地を両立出来ているなと思います。
サイズもセミシングル~ダブルまでランナップ豊富です。
お手入れとメンテナンス
外側のカバーは外して洗濯できる点が非常にGood。
カバー(側地)を外したら中身はスポンジだけなので非常に衛生的です。
↑カバーを接写するとこんな感じでメッシュ生地なので通気性は良さそうです。
取り外しは、ファスナーで簡単に行うことが出来ます。
各スポンジ毎にファスナーがついているので、洗濯してスポンジを入れなおすのも楽でした。
注意点としてカバー自体の強度はそこまで強くなさそうなので、洗濯する際は洗濯ネットに入れて丁寧洗いモードにすることをオススメします。
また、カバー(側地)を洗濯後は中身のスポンジの位置や裏表・上下を変えてあげると重量が掛かっている箇所をローテーションすることで長持ちします。
一箇所にだけ重量が掛かり続けることを避け、結果的にマットレスの寿命を上げることが出来ます。
せっかく洗濯した際にはスポンジ位置をシャッフルしましょう。
カビや湿気を予防するためにたまには立てて乾燥させてあげましょう。三つ折りマットレス一番のメリットです。
三つ折りマットレス”サステナブルウィング”はこんな人におすすめです。
・高反発・硬めが好き
・天日干し、洗濯など衛生的に使いたい
・部屋のスペースを効率的に使いたい
・三つ折りでも強度・寝心地を犠牲にしたくない
・今あるコイル入りマットレスを引き取って欲しい(後述)
古い寝具の引き取りサービスの利用方法
マットレスを購入するに当たり、実は一番調べたのがこのサービスの有無と内容です。
最初は自治体にゴミとして有料回収してもらうことも考えたのですが、私が使っていた「コイル入りマットレス」は自治体では回収対象外とのこと。じゃあどうやって捨てればいいんだ、、、と最初は絶望しました。
自治体が無理となると回収業者に結構な金額を払って来てもらう必要があります。
(ぼったくりも多いとのことでちょっと嫌だと思っていました。)
もちろん再度コイル入りマットレスやベッドフレーム付きの大型寝具を購入すれば、引き取ってくれますがそれだと一生入れ替えるだけのループになってしまい、自分で好きに捨てられないものが部屋にあるのが嫌だったので今回三つ折りマットレスに変えることにしました。
購入したサイト・メーカーで引き取りをしてもらうのが一番という結論に至りました。
せっかく色々と調べたので参考までに記載しておきます。
マニフレックス 公式サイトから依頼
今回私も利用した方法です。
公式サイトで購入&サイズが同じであれば、コイル入り、脚付きでも部屋まで引き取りに来てくれます。
三つ折りマットレス購入でここまでしてくれるのは、私が調べた限りはここだけだと思っています。
三つ折りマットレス購入でこれらを引き取ってくれるところは貴重です。
コイル入りマットレス⇒三つ折りマットレスなどに買い替えたい方にオススメな購入方法です。
若干サイトが見づらく最初に見た時には引き取りサービスを見つけられませんでした。ログインして購入画面まで行けば自動で引き取りサービスを利用するか聞いてきます。もしくはQ&Aから引き取りサービスの説明へ飛べます。引き取り日の申し込みなどややこしいので事前に調べておきましょう
【マニフレックスの正規通販】引き取り価格:3,300 円
※ベッドフレーム、敷パッド、ウォーターベッド、付属品などは引き取り不可
※日時指定の方法
ちょっとややこしいので注意が必要です。
申込日が月・火の場合・・・その週の土曜日以降に日時指定が可能
申込日が水曜以降の場合・・・翌週土曜日以降に日時指定可能
あらかじめコイルマットレスであることを申し込みフォームに記入しておいたため、配達員さんも二人で来てくれました。
マニフレックス(magniflex) 製品ラインナップ
いくつか種類があるので比較用に簡単な紹介と画像を貼っておくので違いを見分ける参考にして下さい
サステナブルウィング
本記事内で紹介している製品です。
マニフレックスの中では最もリーズナブルでサイト内でも一番推されていますね。
口コミ・レビュー評価も高く、自分より長く使っている方もへたり等の不満は少ないようです。
カラーはグレーのみです。サイズはセミシングル~ダブルまで選ぶことが出来ます。
保証期間は7年とこの価格帯のマットレスとしては比較的長めです。
メッシュ・ウィング
【マニフレックスの正規通販】サステナブウィングの上位モデルにあたります。
主な違いは厚みが11cmと1cmアップしている点と保証期間が10年となっている点です。
また、名前の通りカバー(側地)がメッシュになっており通気性・発散性に優れているとのこと。
カラーはブルーとミッドグレーに2種類が用意されています。
DDウィング
【マニフレックスの正規通販】マニフレックスの三つ折りマットレスでは最上位モデルとなります。
厚みも13cmもあるので、折りたたみとは思えない寝心地になっているようです。
さらに2種類の芯材を使っており、上で紹介した2つよりも柔らかな寝心地を再現してくれるようです。
片面に柔らかい素材、反対側は硬めの素材と2種類の素材で構成されているため、異なる寝心地を楽しめます。
マットレスの硬さは実際に長期で寝てみないと分からないので、実際に使っていく中でどちらか選択出来るのは非常に嬉しいですね。
それ以外の利便性は他の折りたたみマットレスと同様のため、寝心地をより重視したい、柔らかいマットレスを好む方にはオススメ品です。
キャンプウィング
【マニフレックスの正規通販】変わり種としてアウトドアにも使える3つ折りマットレスもあります。
サイズは幅80cmとセミシングル相当ですが、3.9kgと非常に軽いため持ち運びには最適です。
お客様用や災害、感染症による家庭内での隔離用に設計されています。
キャンプでこれがあれば寝心地に困ることはないでしょうね。自分はバイク派なのでさすがに積載できないですが車でキャンプや車中泊に行く方には、やや高価ですがオススメです。
一緒に購入した物
一式購入したので参考までに一緒に購入したものを載せておきます。
マットレスカバー
被せる系のものを購入しました。マットレス自体の暑さは10mmなので大抵のカバーは対応しています。
この厚さだと基本的に布団用のものと兼用できます。もちろんボックスシーツでも代用可能です。
小さかったり伸縮性がないものだと折りたたみづらくなるので少しサイズに余裕を持たせるか、伸縮性の高いものがオススメ
すのこ
直置きは湿気的にきついと思い購入しました。実はすのこは4つ折りです。
マットレスを新しく購入するに際に古いベッドフレームの廃棄に非常に苦労したので今回は自分で処理できるものとして分割されているものを購入しました。
4つのすのこをゴムバンドで繋げただけなので捨てる時はハサミで切ってしまえばコンパクトになるので普通ごみで廃棄できそうです。
強度的にも問題なく、割れたりなどは特にしていません。
ただし、1か所を強く踏み抜くと割れるというレビューがあったので、すのこの上を歩くのは良くなさそうです。
特にこだわったわけではないですが、強度と木のささくれと有害物質の少なさで評判が良かった”タンスのゲン”のものを購入しました。(コスパの良い家具メーカーの印象)
まとめ
以上が三つ折りマットレス「サステナブルウィング」を使ってみての感想レビューでした。
3つ折りマットレスは省スペース・衛生・使い勝手など多くのメリットがあります。
逆にデメリットになりがちな寝心地に関しても本品では特に感じることがなく、多くの方にオススメ可能な寝具となっています。
実際に使ってみて、
・全てをばらして洗濯可能なので衛生的
・軽いので自立・移動が簡単でフレキシブルに運用できること
が3つ折りマットレスの大きな魅力だと思います。
睡眠だけでなく、より快適な暮らしを実現するために是非三つ折りマットレスの導入を検討してみて下さい。
【マニフレックスの正規通販】
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