今回は「JBL tour Pro2」を1年使ってみての感想をレビューしたいと思います。
特に発売当初は雑誌やテレビでも取り上げられていて興味を持った方も多いのではないでしょうか?
ただ、3万円台とワイヤレスイヤホンとしては高級機になるため、躊躇された方も多いと思います。
私はこれまで 3000円くらいの中華イヤホン~1万円台のAnkerイヤホン、そして今回のJBLとちょっとずつランクアップさせてきた経緯があります。
本記事ではその経験も踏まえて3万円台のイヤホンを買う価値があるか、比較ポイントを紹介していきます。
まずは良いところ
音質
当然ですが、1万円以下のイヤホンとは違います。
音質で言うと高音・低音の響きは1万円で十分でした。(少なくとも私には)
しかし、ライブ音源やSFアニメの爆発音のような反響がある音の再現は段違いです。自然に聞こえます。
逆にこういう音源を以前の安いイヤホンで聞くと、”軽い”とか”不安定”な感じを受けました。
そのため、音楽以外にも映画やライブ音源を楽しみたいという方におすすめです。
ノイズキャンセリング機能
車や電車内での規則的な音はかなりカットしてくれます。飛行機や新幹線の中で外すと周囲の騒音にびっくりしました。
とは言え、人の話声はそこまで変わらない印象。
規則性がない音はイヤホンの値段よりもイヤーピースのサイズの方が大事なのかなと思います。
本品にはサイズ違いのイヤーピースが大量についてくるのでほとんどの人が最適なサイズを選択することが出来るはずです。耳が痛くならない範囲で大き目を付けると良いです。
ディスプレイの壁紙を変えられる
以下のようにいくつかのプリセットから選択することが出来ます
「それだけ」と思うかもしれませんが、私は意外と気に入っている機能です。
壁紙を変えると結構見た目が変わるので新しいイヤホンを買ったような新鮮さが味わえます。
(1月に1回くらいの暇な時に変えるのがおすすめ)
↓私がお気に入りのやつ
イコライザを変えるのが楽しい
専用アプリからスマホ or ケースのディスプレイから変更出来ます。
元々の音の再現度が良いからか、設定を変えた時の音楽の変化が大きいのが気に入っています。
何度も聞いた曲もちょっと違う感じに聞こえるのが楽しいです。
Ankerのイヤホンにもそういう感覚はありましたが、変更した時の”幅”が広いように感じます。
本品の一番の特徴であるケースからの操作ですが、個人的にはスマホアプリからよりも簡単で気に入ってます。
スマホアプリは動作が重いためケースからの操作の方が楽に変更することが出来ます。
形状・装着感が好み 出っ張り部が短い
実は本品を選んだ大きな理由の一つが↓の短さです。
ここ(写真の青いとこ)の長さって、どんなに高級機でも長いものが多いように思います(AirPodsなど)
装着の仕方が適当だった時、食事の時に頬や髪に当たるのが嫌でこれを選んだまであります。
(ここは各々の顔の形に寄るものなので参考程度にして下さい)
良くないところ
取り出しにくい
すぐに慣れると思います、が慣れるまではイライラするかも。
ただし、取り出しにくい割にはしっかり収納されているので落としてしまうことはないです。
タッチジェスチャーの設定自由度が低い
音量調整は左イヤホン、再生/停止は右イヤホン、と操作系が固定されてしまっています。
Ankerなどは専用のスマホアプリから自由に割り振れたので、前に使っていたイヤホンと異なる場合は初めはとまどうかもしれません。
珍しい機能
他のイヤホンにはなかった「まあ使うかも?」な機能を紹介します。人によっては役に立つかもです。
ライト機能
イヤホンケースのディスプレイの光量を最大にして、ライト替わりにすることが出来ます。
災害時などに使う想定なのだと思います。(私は一度も使ったことはありません、、、)
あとは設定次第で軽くディスプレイに触れた程度でディスプレイの画面をONにすることが出来るのでかばんの中をごそごそするだけで見つけやすいのは良い点だと思います。
イヤホンを探す
スマホケースからの操作でイヤホンから大音量を鳴らすことで、行方不明になったイヤホンを探すことが出来ます。
今のところ使ったことはないですが、ワイヤレスイヤホンつけて寝落ちしてどこかに行ってしまった時に役立つかもしれません。
まとめ
以上がワイヤレスイヤホンとしては異色のディスプレイ付きイヤホンを1年使ってみての感想でした。
音質やノイズキャンセリングなどのワイヤレスイヤホンに求められる基本機能は、値段に見合うだけの価値は感じています。
また購入当時は必要か?と思っていたディスプレイ付きケースは操作性・見た目とそれなりにアドかなと感じています。
また、私が購入したシルバー以外にもブラックとピンクのカラーバリエーションが存在します。
また、人気機種の良いところで専用カバーも販売されています。(AirPods以外はあんまりないんですよね)
ディスプレイケースが自慢の商品なのでカラビナ付けてぶら下げるなど便利そうです。
珍しく画面保護フィルムも付属なので大切に使いたい方は参考にして下さい。1000前後です。
補足:他に検討した3万円前後のワイヤレスイヤホン
JBLを購入した当時、雑誌やネット記事を読んで候補にしていたワイヤレスイヤホンを紹介します。
最近はあまり新機種が出ていないので、そのまま検討の参考になると思います。
SONY WF-1000XM5
他のレビューなどを見てもノイキャン性能や音質はJBLよりも良さそうです。
ただ、現在の実売価格を見るとJBLに比べると約1万円ほど高いのがネックですね。
このシリーズの一つ前の機種(WF-1000XM4)では価格がかなり安い割に性能は良いみたいなので、もし見つけられたら検討もありだと思います。
BOSE QuietComfort Ultra Earbuds BLK
このイヤホンの特徴は名称に「Quiet」とある通り、ノイキャン性能とのこと。
レビューでもノイキャンは高評価されています。
コメント